八月には黒い羽根を

八月には黒い羽根を

題名(ヨミガナ) 

正題
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作者 

作詩

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曲データ 

編成:、演奏時間:
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初演:

解説 

出典・参考文献 

八月には黒い羽根を FALSE 19970818 REC02022 0 19940928 吹田市文化会館小ホール 0 1 1 0 クラシック(歌劇&声楽曲) 声楽曲(歌曲) ハチガツニハクロイハネヲ 長谷川敬 日本 藤井修 日本 1946 1994 米田哲二 バリトン 松久幸代 ピアノ RCCーRー0016 スコア RCCーNー0013 1994年4月24日作曲

バリトンとピアノのための作品。

「新・波の会」の新作歌曲募集の応募作品。第19回関西音楽舞踏会議作曲部会発表コンサート「’94秋夜六章」にて初演。

「ヒロシマをうたった、きびしくそして美しい詩に出会い、その悲しみに少しでも近づきたいと思いながら作曲しました。」

(歌詞)
八月には黒い羽根を胸にさして
街を歩こう
夏草は燃え 血に染まり
恋人よ そのやわらかな肌の
哀しいばかりに透きとおる眼の
行方不明になった人々の
嘆きすら聴こえなくなった時間の流れのなか
遠い日の影をなくした街のため

八月には黒い羽根を髪にさして
街を歩こう
炎うづまき 大地はもだえ
熟れた太陽を
トマト畑を
一筋の川を
蝉の声をかき消してしまった時間の流れのなか
無名の死者のため

八月には黒い羽根を襟にさして
街を歩こう

岸辺に寄りそうひとは 誰
崩れ落ちたいちにちの
焦げただれた桶の
屍あふれた砂利道の
鍵盤のないオルガンの
ものいわぬ街のため

語り継がれる街がある
すべての戦いのつぐないに
八月には黒い羽根を胸にさして
街を歩こう

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