永遠のみどり (助川敏弥)

永遠のみどり (助川敏弥)

題名(ヨミガナ) 

正題
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作者 

作詩

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作曲

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曲データ 

編成:、演奏時間:
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初演:

解説 

出典・参考文献

永遠のみどり FALSE 20011112 REC02128 0 19880728 インスブルック 19890709 お茶の水・カザルスホール 1 0 0 クラシック(歌劇&声楽曲) 声楽曲(歌曲) トワノミドリ 原民喜 日本 1905 1951 ヨハン・G・フォン・ヴロッヘム 助川敏弥 日本 1930 1988 スコア RCCーNー0051

声楽家、江川きぬ氏の委嘱により作曲され、彼女の演奏によりオーストリア・インスブルックで世界初演された。

楽譜は、音楽之友社より1989年に出版。
寄贈 助川敏弥 1997年5月26日

「私はかねてから、原民喜の詩『永遠のみどり』につよく魅かれていた。しずかな祈りの内に深い平和のへの願いがこめられているからである。1983年、NHK広島局の仕事で実際に広島を訪れた時、平和橋から、この深い緑を眺めその感銘は一層深くなった。
ある時、江川さんに、この詩を見せたところ、ぜひ作曲してほしいということになってそれが実現した。ついてはこの詩を外国の人にも理解してもらおうということになり、手始めに、江川さんと私の知人が多いドイツ語圏のためにドイツ語に訳すことにした。翻訳は、ベルリン在住のピアニスト、作曲家、ヨハン・G・フォン・ヴロッヘム氏(Johann G. Wrochem)に依頼した。氏は大の親日家で、数回来日、日本語を熱心に勉強している人である。(彼の訳は)原詩の語感が深くとらえられ、実に見事にドイツ語に置き換えられている名訳であると思われた。
まず、日本語の原詩が歌われ、その次にドイツ語で歌われる。旋律の基本形をなるべくそろえるようつとめたが、変わる方がしぜんな部分はあえて自然にまかせた。したがって、一番が日本語、二番がドイツ語というわけではない。伴奏も曲の展開にしたがい変化発展するので、全曲を通してひとつの曲としてとらえられるべきである。」(以上、楽譜巻頭の作曲者の言葉より)

(歌詞)
ヒロシマのデルタに 若葉うずまけ
死と焔の記憶に よき祈りよこもれ
とはの みどりを
とはの みどりを
ヒロシマのデルタに 青葉したたれ

Ein ewiger Frieden
—ubersetzt von Johann G. von Wrochem

In dem Delta von Hiroshima
wirbelt junges Laub empor
die Erinnerung an Tod und Feuer
erfult ganz mein schlichtes Gebet

dieses Grun in Ewigkeit
dieses Grun in Ewigkeit

ein ewiger Frieden mag
im Delta von Hiroshima
auf die jungen Blatter fallen

助川敏弥
作曲家 音楽評論家 環境音楽研究制作バイオシック音楽研究所代表
「音楽の世界」編集長
北海道生まれ
環境音楽として、ビル内、オフィス内等公共空間内での音楽之研究制作も行う。主な作品に、《管弦楽のためのパッサカリア》《ピアノのためのタペストリー》など。

原民喜
小説家 詩人
生:明治38年10月30日 没:昭和26年3月13日
広島市出身

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